【キッザニア甲子園の歩き方】近況報告:こどものマイナポイントは大人がいただけますよ 注意点も

 コロナ禍の2020年夏、みなさまどのようにお過ごしでしょうか。わが家は依然として引きこもり生活です。することが無いのでネットを眺めて過ごしている今日この頃ですが、いろいろ調べていると、コロナ禍の今年だけのお得ポイントもあります。賛否両論のGoToキャンペーンが最も有名ですが、9月3日現在でホットな話題はマイナポイントでしょう。

マイナポイントって 基礎の基礎知識

 クレジットカードやQRコード決済などの決済手段と、マイナンバーカードを紐づけ作業をすることで、決済額の25%、最大5,000円分のポイントをキャッシュバックをいただけるキャンペーンです。すなわち、20,000円分のお買い物(あるいはチャージ)をする必要があります。予算が無くなると終了らしいので、2020年9月1日から開始後に、早い者勝ちです(マイナンバーカードの取得率が20%未満なので、杞憂かもしれませんが)。

 たとえば、手持ちに三井住友VISAカード(クレジットカード)があるとします。このカードをマイナンバーカードと紐づけします。紐づけにはスマホのマイナポイントアプリを使うのが便利です(いろいろネット上で苦戦した話がありますが、私は5分ほどで簡単にできました)。あとは、いつも通り決済するだけ。20,000円分を目指しましょう。

 ちなみにマイナポイントというポイントをいただけるのではありません(最初はマイナポイントってどう使うのか、いろいろ調べて悩んでいましたよ・・・いろいろわからないことだらけです)。各決済手段が運用しているポイントでいただけます。このいただいたポイントのことをマイナポイントと呼ぶようです。三井住友VISAカードだとVポイントになります(ANAカードのVISAを利用している方も、マイルではなくVポイントになります)。

 決済手段によっては上乗せでいただけるキャンペーンがあります。d払いだとdポイントを最大2,500ポイントをいただけます。メルペイやPayPayなど10種類ぐらいの決済手段で、上乗せボーナスが設定されています。どうせならたくさんいただけるものを選びましょう。決済手段は1人1つしか選択できないし、後から変更できないので、慎重に選んでください。

いろいろある注意点・落とし穴

 とまあ、いいことばかり書いていますが、注意点がいくつかあります。

その1 1人1決済 後から変更できません

 マイナポイントアプリから申し込んだ場合、当日のうちなら変更できますが、翌日以降は変更できません。

その2 20,000円分決済しないと、最大還元の5,000円に達しません

 ボーナスポイントに惹かれて、全然使わない決済を選択すると、まったく無駄な努力になってしまいます。紐づけした決済手段を使用できるショップが身近に無い場合、20,000円分の枠を使用しきることはできません。そもそもポイントをもらうために無駄に出費するのなら、本末転倒ですね。

その3 登録前の決済や登録直後の決済はノーカウントのことも

 ええ、私はこれにやられました。あとで書かせてもらいます。きちんと適用条件を確認しましょう。というか、ちゃんと確認しても、わかりにくいところに書いていることもあるので、念のために、紐づけしてから1週間くらい決済を待った方がいいです。

その4 細かい条件を確認しましょう

 たとえば楽天Edyの場合、楽天ポイントからの移行ではだめです。現金チャージやクレジットカードからのチャージなどが対象になります。このように細かい条件を確認することが大事です。

落とし穴にハマった私の体験談です(泣)

 私が登録したのはd払いです。d払いのアプリから紐づけ作業をした場合、直後の決済からカウントされます(マイナポイントアプリから登録すると翌日の8時以降の決済しか認証されません)。決済だけではなく、チャージでもOKです(紐づけしたときにチャージにするか決済にするか選べます)。紐づけ⇒チャージ20,000円で作業終了。直後にdポイントが5,000ポイント付与されました。マイナポイント用にチャージした20,000円は出金できないので(通常のd払いチャージは出金ができます)注意しましょう。

 私は、自分で言うのもなんですが、慎重に確認して作業したはずなんですよね。d払いアプリから入って紐づけ作業をしていました。指示されるとおり作業していると、マイナポイントアプリをダウンロードすることになり、そのまま作業を継続。この場合、どうやら、マイナポイントアプリから登録したことになっちゃうようです。

 私の中ではd払いアプリで登録していたつもりだったんですよ。ですから紐づけ作業直後に30,000円をチャージ(2020年9月現在、特定の銀行からのチャージで最大1,000ポイントを獲得できるキャンペーンが実施されています)しました。私の中ではいつポイントがいただけるのかとわくわくしていました。

2020年9月16日追記 ドコモ口座の不正入金問題で、銀行口座からのチャージができなくなっています。

 翌日、何気なくd払いアプリを見ていると、どうもチャージした分が出金できるようになっています。さらにマイナポイントキャンペーンサイトに移動すると、「0ポイント獲得済みです、あと5,000ポイント獲得できます」という、想定外の文言が。この時点で、私のチャージした30,000円は認証されていないと感づきました。20,000円をチャージしてみると、即座に5.000ポイントが獲得できました。

 結局、5,000ポイント獲得に50,000円かかったみたいです。まあ、このチャージはゆっくり消費していこうと思います。d払いは、30%還元キャンペーンなどが毎月行われているので、いつかは消費できるでしょう。

子供のマイナポイントは親がいただけます

 子供はクレジットカードを申し込むことができません。でも子供にもマイナンバーカードがあります。これが利用できないのは悔しいですよね。実は、子供の分は大人がいただくことが可能です。

ー総務省のホームページから引用ー

Q.子どものマイナポイントは誰の決済サービスで申し込めば良いか。
A.規約上、本人名義のキャッシュレス決済サービスへのマイナポイント付与を本人が申し込む必要がありますが、未成年者のマイナポイントについては、法定代理人名義のキャッシュレス決済サービスをポイント付与対象として申込みすることができます。
ただし、この場合、同じキャッシュレス決済サービスに複数人のマイナポイントを合算して付与することはできないため、法定代理人名義の異なるキャッシュレス決済サービスを選択する必要があります。

 ということで、子供の分は、親がいただいちゃいましょう。親の登録した決済手段は使えないので、別の決済サービスを用意する必要があります。d払いと三井住友カードといったように。

 ただし、おなじ運営会社のサービスだとだめです。たとえば、d払いとdカードの併用はダメみたい(d払い登録後にdカードアプリからキャンペーンサイトに移動してみると、登録済みとなっていました)。

 おそらく、三井住友カードを複数所持していてもだめだと思います。汎用性のある決済手段を選びたいところですが、JCBカードやアメリカンエクスプレスカードなどのメジャー系はキャンペーン対象外です。楽天カードなども汎用性があっていいかもしれません。

 もちろんICOCAなど、子供名義の決済手段でもいいです。ただ、引きこもり生活でICOCAを利用することは結構難しそう(JR以外の決済に使えばいいのでしょうが)。親の方が獲得が楽です。子供が1人で+5,000ポイント、2人なら+10,000ポイントです。がっちりいただきましょう。

まとめ

 いやあ、マイナポイントは奥が深いですね。トラップも多くていろいろ大変。でも、せっかくいただけるポイントなので、じっくり考えてポイントをいただきましょう

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