今回は2019年春の嵯峨野トロッコ列車の体験記です。春休み前の寒さも和らいできた季節の京嵯峨野を旅します。
JR京都駅からトロッコ嵯峨駅へ
今回の出発は京都駅からです。JR京都線で京都駅に到着してから、JR嵯峨野線(山陰本線)に乗り換えます。
京都駅の0番線を大阪側に歩いていくと、嵯峨野線に続く32・33番線があります。
普通園部ゆきに乗り込みます。乗り込む前にすでに車内は人でいっぱいです。席は全く空いていません。うーん、子連れにはつらいです。
15分くらいすると、嵯峨嵐山駅に到着です。
ホームから改札階に上がります。案内板にトロッコ嵯峨駅が書いているとおり、左に向かいます。窓の外を見下ろすと、左下の方に駅とホームが見えています。
階段を下りて、右手に向かいます。
トロッコ嵯峨駅の入り口になります。中に入りましょう。
トロッコ列車を楽しむ
チケットはあらかじめ購入しています。JRのみどりの窓口などで購入できます。トロッコ列車は冬の間運休していたので、3月1日から運行再開したばかりです。
保津川下りの乗船券が購入できます。終点のトロッコ亀岡駅まで行き、バスや馬車などで保津川下りの乗船場まで乗り継げば、保津川下りの船に乗れます。乗り継ぎも含めてチケットを購入できます。私たちも保津川下りを体験したかったので、ここで乗船券を購入しました。こちらではクレジットカードは使えないのでご注意を。
トロッコ列車のチケットも購入できますが、事前購入で指定券はほぼ売り切れ状態です。自由席もありますが、そちらは窓がない車両になるので、この時期はかなり寒いはずです。
こちらの駅には、ジオラマの展示スペースがあります。ただし、入場は有料です。我が家は乗り継ぎの時間がなかったのでパスですね(わが子があまり興味がないというのもありますが)。
もうすぐトロッコ列車がやってくるとのことで、ホームに向かいます。目の前にはJR嵯峨野線のホームが見えます。トロッコ列車の路線は、もともとJRが走っていて路線を新しく通して使わなくなった線路を利用しています。そのため、トロッコ嵯峨駅から嵐山駅まではJRと並走します。
列車が亀岡側からやってきました。観光列車なので、ホームにいるお客さんもみんな観光客です。みなさん、トロッコ列車を写真に収めています。
列車に乗り込みます。木でできたシンプルな座席が並んでいます。
すべて4人のボックス席です。車内はほぼ満席状態。ディーゼル車両に引かれて、トロッコ列車が出発します。
保津川(桂川)に沿って、上流に走っていきます。途中で、トロッコ嵐山駅、トロッコ保津峡駅に停車します。
途中で写真をとって車内で販売していました。こういう写真はいい値段がしますが、せっかくの記念なので購入しました。
25分程度、山と川の景色を堪能すると、トロッコ亀岡駅終点に到着しました。
この日の感想
京都駅から嵯峨嵐山駅間も、トロッコ列車の中も、ひとが多いですね。まだ観光シーズンまえでこれですから、春休みやゴールデンウィークは大変なことになりそうです。最低限、トロッコ列車は予約しておきましょう。
次回は保津川下りの模様をアップさせてもらう予定です。