2019年夏、家族でハワイのオアフ島の旅。今回は第2回目です(前回の記事はこちら)。前回は関西空港からホノルル・ワイキキまでの模様をアップしました。今回はワイキキ周辺を子連れで観光します。
シェラトン・ワイキキのプール
シェラトン・ワイキキはその名の通りワイキキビーチの前にそびえ立つホテルです。DFSギャラリアやロイヤル・ハワイアン・センターなどのショッピングモールが徒歩数分圏内にあり、立地条件は抜群です。
ホテルのバルコニーから見下ろすと、こんな景色が見えます(この写真はガラス越しですが)。正面に見えるのが、有名なダイヤモンドヘッド。そこから手前に向かってワイキキ・ビーチが続いています。左下のピンク色の建物はロイヤル・ハワイアンというホテルです。
さらに手前には、シェラトン・ワイキキのプールが見下ろせます。ヘルモア・プレイグラウンドと呼ばれるファミリー向けのプールです。隣のロイヤル・ハワイアンとの共用になります。
私たちが訪問した時は、朝8時~夜20時まで運営していました。宿泊客専用のプールで、チェックイン時にルームキーとともに手渡されるリストバンドが宿泊客の証明となります。プールサイドに無料タオルレンタルの小屋があり、子供はそこでリストバンドをしてもらい、宿泊客の証明となります。
深いプール(写真中央部)では、大人でないと足がつきません。写真の左奥にはスライダーもあります。身長91cm以上で利用できます。
乳児でも立つことができれば楽しめるエリアがあります。大きな浮き輪でなければ、持ち込むことが可能です。腕につける浮具(アームヘルパー)は無料レンタル可能なようです。
ジャグジーもあります。私の訪問時は、ジャグジーは夜22時まで利用可能でした。プールの周りのデッキチェアは、基本的に早い者勝ちで無料ですが、屋根がついたチェアなどは予約制の有料とのことです。
プールのライフセーバーさんは、日本と違って厳しいです。ちょっとでも危ないとみれば、すぐに笛を鳴らして注意します。ルール違反にも厳しいですよ。もちろん、子供から目を離さないようにしましょう。
わが子はいろいろな種類のプールを動き回って楽しんでいました。プールは広いし、子供から目を離せないので、こちらも振り回されてしまうのが難点でしょうか。
シェラトン・ワイキキには、もう一つプールがあります。インフィニティ・エッジ・プールといいます。16歳以上専用の、大人のプールです。
こんな感じで、水平線を見渡せるプールです。絶景です。グアムのシェラトン・ラグーナ・グアム・リゾートにも、同じようなプールがありましたよね。黄色の浮き輪は無料で貸し出していました。
わが子は入れないので、こちらはほとんど立ち入りませんでした。
ワイキキ・ビーチ
あこがれのワイキキ・ビーチはホテルからすぐです。ちょっと天気が悪いですが、多くの人でにぎわっていました。タオルはプールで借りて持ち出しても大丈夫だと思います。ビーチで楽しんだあと、プールのシャワーを浴びることもできます。
意外に波が高いので、泳げる子供でも一人で海に入らせるのは危険です。わが子は息継ぎもできるし大丈夫だと思いますが、念のため離れずに一緒にいました。高い波が来ると、大人でも持っていかれそうになります(私たちが行った日が特に荒れていた可能性もあります)。
ビーチサイドの道は、ランニングしている人や観光客など、人が一杯です。治安はよさそうで、子供連れでも安心して歩けそうです。
託児所「ポピンズ・ケイキ・ハワイ」を活用
ーピンぼけ写真ですみませんー
シェラトン・ワイキキには託児所があります。4階のスイートルームを改装して運営しているようです。運営会社は日本の企業で、スタッフも日本の方が多く配置されています。シェラトン・ワイキキの宿泊者以外も活用できるようです。
場所:シェラトン・ワイキキ・ホテル 4階スイートルーム435号室
対象年齢:3か月~12歳
営業時間: 通常営業9:00~18:00 特別営業時間7:00~9:00/18:00~22:00
料金 通常営業時間$30/1h 特別営業時間$46/1h
・ご予約は24時間前までにお願い致します。
・予約状況により当日のご予約も承っております。
・ご利用は2時間から予約優先、先着順で承ります。
・定員、ならびに諸事情によりお預かりいたしかねる場合がございます。ご了承ください。
※ご利用時間の延長や通常営業時間外でのお預かりは別途追加料金を申し受けます。
・シーズン、ハワイの休日により料金に変動がある場合がございます。
通常は時間単位ではなく、「キッズプログラム」を利用すると思います。
プログラム料金 2歳6ヶ月〜12歳
半日 $100〜※:9:00〜12:00 あるいは 13:00〜16:00
1日 $180〜※:9:00〜16:00
※アクティビティ料金を含みます。
※シーズン、アクティビティ内容等により変動いたします。ご了承ください。
※各プログラム詳細については、Facebookページ、公式サイトのNews&Topicsもご覧ください。
このキッズプログラムの料金は、季節でかなり変動します。私が利用した時は、半日120ドル、1日で270ドルでした。繁忙期ですからね。
子連れでショッピングはなかなか大変です。ずっと子供が一緒だと、私たちの休みにはなりませんからね(笑)。お値段がかかるので毎日利用は難しいですが、ここぞというときに利用したらいいと思います。あらかじめ予約が必要なので、注意しましょう。
わが子は半日プログラムを1日通しで参加しました。午前中はボディーボード、午後は工作体験でした。昼食とお菓子がついて、270ドルです。1日プログラムと同じ料金です。1日プラグラムだと、遠くまで遊びに行けるプランもあります。昼食はピザをいただいたとのこと。1階にピザショップがあるので、そちらのお食事でしょうか。
ハワイの記念グッズを作成して帰ってきました。なかなかいい感じに仕上がっています。午前のボディーボードも楽しんだようです。
お食事はどうする
ホテルにもいくつかレストランがあります。写真の奥は、インフィニティ・プールの前にある、「カイ・マーケット」というビュッフェ・レストランです。右手に見えるのは「ハパス・ピザ」というピザショップ。いずれもホテルのレストランだけに、少しお値段が高くなります。
カイ・マーケットを夕食で利用してみました。隣のバーから音楽の生演奏が流れてきて、いい雰囲気のレストランです。ビュッフェは、ハワイアンやイタリアン、和食、韓国料理、中華料理など、多国籍でした。
ローストビーフの切り分けや、蒸しタラバガニなど、豪勢な料理もいただけます。それだけに、大人61ドル、子供25ドル(サービス料と税は別)と、なかなかのお値段。毎日は無理ですね。5歳以下は無料なので、小さな子供が多ければいいかもしれません。
お勧めなのは、ホテルの目の前にある「ロイヤル・ハワイアン・センター」の2階フードコートです。比較的てごろな価格で食事にありつくことができます。
私たちが利用したのは、チャンピオンステーキ&シーフードというお店。ガーリックシュリンプとステーキで18.75$です。サラダとライスがついていて、結構なボリュームになります。子供とシェアしても十分な量です。
ショッピングモールを楽しむ
ワイキキ近辺にはたくさんのショッピングモールがあります。ブランド品が欲しいわけではないのですが、お土産や雑貨を求めて散策しました。
まずは、フードコートもあるロイヤル・ハワイアン・センターです。シェラトン・ワイキキの目の前にあるので便利。ハワイのコンビニのような存在「ABCマート」も入っているので、ちょっとした買い物にもちょうどいいです。
私は利用できなかったのですが、HISツアーの方が無料で利用できるLeaLeaトロリーの発着所もあります。いつもABCマート前に列ができていました。
ロイヤル・ハワイアン・センターから大きな道を挟んで向かい側(北側)に、ワイキキ・ショッピング・プラザがあります。こちらもさまざまなショップや、日本食の店が連なったワイキキ横丁もあります。日本食に恋しくなった方におすすめです。
ワイキキ・ショッピング・プラザでお勧めの休憩スポットが、JCBプラザラウンジです。JCBカードを持っていれば、ショッピングの合間の休憩所として利用できます。お茶やコーヒーなどをいただくこともできます。チケットの手配を日本語で相談に乗ってくれるので便利でした。
さらに道を挟んで西側にあるのがDFSギャラリアです。免税店街として有名なスポットです。いろんなトロリーの発着所になっているので、アラモアナ・ショッピングセンターに行く際に利用する方も多いと思います。
こちらもラウンジがあります。ひとつはオハナラウンジという共用ラウンジで、VISAカードをはじめとして多くのカードで利用可能みたいです(我が家は利用していません)。
もう一つは、楽天ラウンジです。我が家はこちらでくつろがせていただきました。日焼けしたパンダがどどんと立っていたので、思わず記念写真を撮ってしまいました。
子供用のスペースもありました。ハワイでは日本と違って、広い床で遊ぶ場所があまりありません。こういった場所は貴重ですよね。ベビーカーの貸し出しサービスもあるようです。
グァバジュースやパイナップルジュースなど、冷たい飲み物を無料でいただくことができます(持ち出しは禁止です)。その意味ではJCBプラザラウンジより点数が高いですね。ここでも、チケットの発行などの相談を受けてもらえますし、楽天トラベルも併設されています。
最後に、アラモアナ・ショッピングセンターへ。DFSギャラリアから出ているトロリーを使うと便利です。
わが家はJALでハワイに来たので、JALレインボートロリーを無料で利用できました。シェラトン・ワイキキのバスターミナルから出ているので、とっても便利。トロリー内は空席が多くて楽ですし、便数も1時間に3便以上はある印象です。ベビーカーも積み込むことが可能ですが、あまり荷物が多いとだめみたいです。
JCBカード所持者は、ピンクラインというトロリーに無料で乗車できます。我が家も利用してみましたが、人が多くて乗れないことも。何とか乗れても、中は混雑していて、座れないことが多かったです。子連れには厳しいかなという印象。
日立の樹(笑)の間を通り抜けて、アラモアナ・ショッピングセンターへ向かいます。2015年にも訪れているので、4年ぶりですね。
アラモアナ・ショッピングセンターでは、センターステージでフラショーを観ることができたり、いろいろ楽しめます。
ディズニー・ストアもあるので、ディズニーファンにもおすすめ(写真は2015年のものです)。
こちらのショッピングモールにも休憩できる場所があればいいのですが、私が訪問した時は、3階の楽天ラウンジはこんな状態でした。JTBのラウンジは1階にあるので、JTBのツアーの方は利用可能です。
フードコートもありましたが、いつも人が一杯で席を確保するのが大変です。ワイキキ周辺で宿泊するなら、フードコート目的でアラモアナに来るのは控えたほうがいいかもしれません。特に、子連れだと大変です。
ホノルル動物園
日本より湿度が低いといっても、やっぱり夏のハワイは暑いです。あまり外出したくなかったのですが、家族会議により動物園に行くことになりました。
ホノルル動物園はワイキキビーチの東の端にあり、徒歩で向かうことも可能です。子供連れだと暑いし大変なので、トロリーで向かいました。アストン・ワイキキ・ビーチ・ホテルで下車して、徒歩5分程度です。
ひととおりメジャーどころの動物は鑑賞することができます。ぐるっと回るだけなら2時間もあれば十分ですね。というか、夏場に2時間以上歩いていると、ハワイとはいえ、熱中症になりそうです。
動物たちも日陰に避難しています。
ほらね。
炎天下の下で歩き回る季節じゃないんですよ。
ケイキ・ズーという、子供が動物と触れ合えるエリアもありました。という触れ込みなんですが、触れ合える動物は種類が少なかったです。安全性の問題でしょうか。
公園の遊具もあります。当然、暑いので、長居はできません。
大人は19ドル、3歳以上で11ドル。涼しい季節ならいいかもしれませんね。
まとめ
夏のワイキキは、ホテルのバルコニーでくつろいでいるのがベストだと思います。といっても、子供はじっとしていられないので、プール三昧になってしまいました。
次回(次回記事はこちら)はアウラニに移動します。