【神戸】2020年 神戸アンパンマンこどもミュージアム&モール訪問記

今回は2020年の神戸アンパンマンこどもミュージアム&モールの訪問記です。正月明けの冷え込む季節、この季節に流行した感染症の名前がまだ知られていない時期のおはなしです。

神戸アンパンマンこどもミュージアム&モールへ

 今回は兵庫県神戸市にある神戸アンパンマンこどもミュージアム&モールを訪問しました。アンパンマンのテーマパークは、横浜、名古屋(長島)、仙台など、日本各地にありますが、関西圏の方々で最も訪問しやすいのは神戸のミュージアムですね。

 神戸市と言っても広いので(有馬温泉も神戸市内です)、ハーバーランドと言った方がわかりやすいかもしれません(神戸周辺にはなんとかランドが多いので、よくわからなくなることもありますが・・・)。JR神戸駅や神戸市営地下鉄ハーバーランド駅から徒歩10分程度の海沿いに建っています。阪急や阪神の高速神戸駅からは少し遠いかもしれません(徒歩15分くらいかな)。

 ちなみに、関西以外の方が間違うことが多いのですが、神戸の街の中心は三宮駅です(神戸駅ではありません)。神戸駅は三宮駅より西側に位置しているので、大阪からみると三宮より遠いことになります。

 車なら阪神高速3号神戸線の柳原あるいは京橋出口が最寄になります。神戸線は渋滞しやすいのでご注意ください。また、神戸周辺の一般道は速度制限のオービスが厳しいので有名です。

 駐車場は、隣のショッピングエリア「umieモザイク」の立体駐車場「P6」が最寄になりますが、週末はすぐに満車になります。少し遠い立体駐車場「P1」、「P3」、「P4/5」あたりを利用しましょう。平面駐車場の「P10」は近いのですが、駐車料金がかなり高くなります(それでもJR大阪駅近辺よりはましですが)。

 umieの駐車場P4/5やP3からmosaicに向かうには、上の写真のようなショッピングモールumieの中を通り抜けていきます。写真奥にmosaic方面の出口が見えます。いったん建物の外にでます。

 高架を渡ると、ショッピングモールmosaicです。渡り終えて右手に向かうと、神戸アンパンマンこどもミュージアム&モールがあります。

さて入場しましょう

 こちらの訪問は久しぶりですね。2013年のオープン当初に来たことがあったのですが、入場ゲート前には長い列ができていて、入場に30分以上かかりました。オープンから7年が経過し、入場列は見受けられなくなっています(まだ、コロナが広がる前ですから、感染症の影響では無さそうです)。チケット購入から入場までスムーズです。

 入場料は1歳以上1,800円です。大人も子供も同額です。小さな子供向けのテーマパークなですから、もともとターゲットは乳幼児で、子供料金が高く感じるかもしれません。といっても入場料金は良心的です。

 入場時に子供1名につき1つ、アンパンマンのおもちゃをいただけました。

 入場前に記念写真。写真の入ったふぉろカードを無料でいただけます。後で下の階のショッピングモールにある「にこにこ写真館」で受け取ります。

 もちろん、無料配布のカードはかんたんなものになるので、同時に有料のいい写真を勧められます(よくあるパターンです)。

 こんな感じで写真撮影。手持ちのカメラでも撮影してもらえます。

 さて入場していきましょう。購入したチケットを提示して入場です。写真撮影以外は待ち時間なくスムーズに入っていけます。手荷物検査もありません。

ミュージアム内へ

 ミュージアムの中は、ほぼ1フロアです。吹き抜けの外側部分を時計回りで鑑賞していくのが一般的です。入場口すぐ左側にロッカールームがあります。

おでむかえひろば

 入場してまず正面にあるのがおでむかえひろばです。ひろばといっても、そんなに広くはありません。アンパンマンにでてくるキャラクターたちがお出迎えです。

 こどもたちをキャラクター前にして、記念写真をしながら進んでいく方が多いです。ミュージアムといっても、鑑賞するだけだと味気ないですし、すぐに終わってしまいますからね。

 天井にもキャラクターがいるので眺めてみましょう。カレーパンマンたちが迎えてくれます。

 歩くだけなら1分もかからず次のエリアです。

みんなのまち

 アンパンマンに出てくるキャラクター達のお店が並んでいます。といってもキャラクターがいるわけではなく、子供たちがお店屋さんごっこをする様子を撮影するかたちになります。もちろん、おすしが購入できるわけでもありませんし、キッザニアのような体験ができるわけでもありません。

 子供たちはまちを探検したり、お店のスタッフになりきったりです。

 こちらも通り過ぎるだけなら1分もかかりませんが、お店にはいろいろ仕掛けもありますので、子供たちが楽しむことができますよ。

パンこうじょうのおか

 先に進むとパン工場があります。パンを作れるわけではありませんが、パン工場の雰囲気を楽しむことができます。

 ぱんこうじょう前をおむすびまんが歩いてきました。こんな感じで、アンパンマンのキャラクターがときどきあちこちに登場します。子供たちにとっては少し大きいかな。

たんけんランド

 パン工場の裏にある、すこし薄暗いスペースです。アンパンマンの世界のミニチュアが展示されています。

 SLマンが走っていますね。ミニチュアはいくつかあり、動いているものもあります。

 わが子はあまり興味無さそうでしたね。体験型でないからかもしれません。

みみせんせいのがっこう

 たんけんランドを通り抜けるとみみせんせいのがっこうがあります。机やいすはありませんが、中では定期的にイベントが開催されています。

 わたしたちが訪れたときは、アンパンマンの人形劇が開催されていました。鑑賞するには床に座る必要があります。一番後ろの壁に背をつけている方だけ立ち見が許されます。

わんぱくランド

 みみせんせいのがっこうの前(ぱんこうじょうの横)に、わんぱくランドがあります。アンパンマン号など、体験型のものが並んでいます。

 SLマンもいます。子供には体験型なので人気になります。おとなも撮影をして楽しむことができます。

虹のすべりだい

 5コースある滑り台です。こちらも子供たちに人気です。

やなせたかし劇場

 さらに進むと劇場があります。ときどきイベントが開催されているようですが、ふだんはアンパンマンのアニメが流されています。

 アニメなら家で鑑賞すればいいと考えているのでしょうか。あまり人はいらっしゃいませんでした。

ボールパーク

 ガラス張りで屋外の光が差し込む広場に、柔らかいボールがたくさん置かれています。少し坂になっていて、ボールを転がしたりして遊べます。こちらは大人気のようで、常にボールの取り合い状態ですね。このボールはショップで販売されていました。

ショップなど

 出口前にあるミュージアム内のショップ。さきほどのボールが販売されています。

 ロールパンナちゃんの姿も見かけました。

 1通り回って1時間くらいでしょうか。いろんな設備を楽しめば2時間くらいの時間がつぶせます。大人だけで行くと、30分くらいで終わってしまうでしょうね。大人用のアクティビティはありませんから。

 ミュージアムはこれで終了ですが、ショッピングモールやバイキンひみつ基地があります。次に進んでみましょう。

バイキンひみつ基地

 アンパンマンミュージアムの前に、2018年3月16日、新たに「バイキンひみつ基地」がオープンしました。ミュージアム前のショッピングモール「mosaic」の1区画になります。アンパンマンミュージアムに入場した方は入場できます。

 ばいきんまんのテーマパークなので、中はばいきんまんの秘密基地をイメージしています。体験型のフロアなので、多くの子供たちでにぎわっていました。

 巨大なメカ「だだんだん」の下は、マットレスのフロアで、靴をぬいで走り回ることができます。天井が低いので大人は利用できません。

 ばいきんまんでおなじみのバイキンUFOです。中に入って写真を撮ることもできます。残念ながら動きません。

 ドキンちゃんのUFOもあります。やはり動かないのが残念ですね。

 ドキンちゃんの部屋をイメージしたフォトスポットです。

 大型のディズプレイがあり、映った人の顔を変化させたりします。

 ウォーターサーバーも置かれています。これはありがたいですね。

 ほかにも体を動かすスペースがたくさんあります。人が多すぎて困る感じではなかったですね。人の数が、ミュージアム内とうまく分散できているのだと思います。再入場も可能なので、ショッピングモールにも顔を出してみましょう。

ショッピングモール

 ミュージアムの下のフロアは、たくさんのショップが並んでいます。飲食店やおみやげ、写真館、ヘアサロンなどもあります。写真の正面にあるのはゲームセンターです。

 アンパンマンのブティックもあります。右側はヘアサロンですね。

 こちらはカフェです。軽食もいただけます。

 風船も販売されていました。わが家も1つ購入です。

 中央の広場(アンパンマン広場)では、イベントが開催されたりします。周囲はすごい人盛りになって、身動き取れないくらいです。いい場所で鑑賞するためには場所は早めに確保したほうがよさそうです。

 こちらはもっとも大きいおみやげ屋さんです。

 そのお土産やさんの前にある「ジャムおじさんのパン工場」です。オープン当初は大人気で、購入するだけで1時間待ちでしたが、今回の訪問時は待ち時間なしでした。それでも、もっとも人気のある店舗になります。

 リアルパン工場ですね。

 パンのお値段はややはります。

 こんな感じでパンが並べられていますが、これらは見本です。購入用のカードを取って、あとでキャッシャーに持っていきます。

 かわいいパンが並んでいます。

 キャッシャーの後ろにはかまどが並んでいますね。注文すると、かまどからパンを取り出して箱に入れて渡してくれます(パンは焼きたてというわけではありません)。

 アンパンマンの質感はとてもいい感じですね。メロンパンナちゃんもかわいく描かれています。

 ひととおり楽しんだので、ミュージアム&モールを離れることにしました。

MOSAICで昼食を

 目の前には大きな観覧車があります。こちらは今回はパスして、ショッピングモール「MOSAIC」に向かいます。

 子供向けの店舗もあります。ジブリのショップ「どんぐり共和国」は、根強いトトロ人気もあって、人が多く入っていました。

 今回は、こちらのレストランで昼食をいただくことにしました。「Butter」というカフェレストランで、もともとパンケーキのお店のようです。umieへの高架のたもとの人通りの多い場所にあり、すぐに見つけることができます。

 私が惹かれたのは、この神戸牛のメニューです。それに、子供連れはドリンクバーが無料で提供と書かれていました。

 私が注文した、神戸牛のオムカレー1,380円です。ワンプレートですが、サラダも付いています。牛肉も含め、思ったよりボリュームがありました。

 わが子はキッズパンケーキプレート680円。プリンもついていますし、ちょっとしたおもちゃも付いています。さらに、アンパンマンですしね(笑)。パンケーキのお店なので、パンケーキのお味は間違いないです。

この日の感想

 神戸ハーバーランドumie周辺は、週末は人通りが多く、車も多いです。神戸アンパンマンこどもミュージアム&モールは、以前ほど混雑した様子はありません。冬場の閑散期ということもあるのかもしれません。まだ感染症の流行していない時期でしたし。

 明らかに乳幼児向けのテーマパークなので、小学生高学年以上になると楽しむのは難しそうです。キッザニアより低年齢の2歳~6歳ぐらいがおすすめになると思います。梅田からJRの新快速で30分かからない距離ですが、キッザニア甲子園と比べるとやっぱり少し遠いですね。駅から距離もありますし。

 USJやキッザニアなどと違い、アクティビティやアトラクションではないので、長時間滞在するパークではありません。ショッピングついでに楽しむのがいいと思います。アンパンマン好きの子供にとっては満足度が高いと思います。

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