2019年1月、名古屋にあるレゴランド・ジャパン・リゾートに行ってきました。新大阪から新幹線で約50分。幸い、米原~岐阜間でよくみられる暴風雪の影響を受けることなく、予定通り名古屋に向かいました。前回は、レゴランド・ジャパン・ホテルの宿泊記でしたが、今回はレゴランド・ジャパンの体験記です。
レゴランド・ジャパン・リゾートへ
前回のおさらいです。名古屋駅からレゴランド・ジャパン・レゾートの最寄り駅である金城ふ頭までは、あおなみ線で約25分です。朝夕に途中駅に全く停車しない直行便があり、それだと17分程度で到着します。あおなみ線は第3セクターなので、イコカなどのICカードは使えますが、JRの切符は無効になります。
ー4両編成の電車ですー
あおなみ線は全線高架区間でした。周囲の景色を楽しみながら海の方へ向かいます。金城ふ頭が近づくと、左手にはリニア・鉄道館を見下ろすことができます。JR東海の運営する鉄道博物館です。こちらも子供受けしますので、一緒に訪問するのもいいですね。
金城ふ頭駅からゆっくり歩いて徒歩10分ていどでレゴランド・ジャパン・リゾートに到着です。
改札から出た後、1回エレベーターで降りる必要がありますが、ほとんど平坦な通路が続いています。ベビーカーでも苦にならないです。ただし、屋根のない区間が長いので、ホテルまで歩くだけでも雨の日は傘やレインコートが必須になります。
ーホテルの下を通って、レゴランド・ジャパンに向かいますー
レゴランド・ジャパン・リゾートは、レゴランド・ジャパン、レゴランド・ジャパン・ホテル、シーライフ名古屋の3つの施設から構成されています。これら3つの施設の入り口はほぼ同じ場所に面してますから、レゴランド・ジャパン・ホテルがどれだけ便利か理解してもらえると思います。前回はレゴランド・ジャパン・ホテルの様子をアップしましたが、今回はいよいよレゴランド・ジャパンに入っていきたいと思います。
アドベンチャーエリアへ
開園時間に正面前に到着。すでに入場が開始されていました。公式の開園時間と実際の開園時間は違うのでしょうね。USJ方式でしょうか。
レゴランド・ジャパンは7つのエリアに分かれています。入場してすぐのエリアは「ファクトリー」です。メインとなるアトラクションは「レゴファクトリーツアー」で、待ち時間15分程度の表示がされていました。正面にはオブザベーションタワーという大きな塔があり、LEGOマークの旗が認められました。
とりあえずそのまま右手に進みます。ブリックトピアというエリアを通り過ぎて、アドベンチャーのエリアに到着です。
レゴランドで一番有名な「サブマリン・アドベンチャー」というアトラクションです。今なら待ち時間5分です。慌てて列に並びました。記念撮影の後、潜水艦に乗り込みます。
入場時に、船内は写真撮影禁止との案内でしたが、船内には「フラッシュ撮影は禁止」の文字が。さらに船内の放送では「写真を撮りましょう」と…???。どれが正しいの???。いいほうに解釈して、フラッシュなしで写真撮影しました。
潜水艦の外は本当に水の中。本物の魚とレゴの魚、レゴの構造物などが入り乱れています。
潜水艦に乗っている時間は5分程度でしょうか。あまり長くはありません。
潜水艦から出ると水槽があります。中に入って顔を出すと、まるで水中にいるような写真が撮影できます。
レゴランドの中央に位置するミニランドに寄り道しました。東京や大阪、北海道など、日本各地をテーマにしたレゴで小さな街並みが再現されています。
ふたたびアドベンチャーエリアに戻りました。ビートル・バウンスというアトラクションがあり、待ち列がありません。わが子は飛んでいきました。
フリーフォールではありませんが、ちょっと落ちて昇ってを繰り返すアトラクションです。フェイントみたいな落下もあり、子供たちはキャーキャー叫んでいました。
ファラオズリベンジというアスレチックのようなアトラクションがありました。空気砲を撃ったりするらしいです。対象年齢は6歳以上で少し高めでした。そんなに人が多くなかったので、わが子も自由に楽しんでいました。
ファラオズリベンジの目の前にあるアトラクションがロスト・キングダム・アドベンチャーです。大阪のレゴ・ディズカバリーにも同様のアトラクションがありますね。ほぼ同じですが、スペースが広い分ゆったりとした雰囲気になっています。待ち時間5分と、こちらもストレスなく体験できました。
乗り物に乗って、的を撃っていき、得点を競うアトラクションです。ディズニーランドでいえば、バス・ライトイアーのアブトロブラスターのようなものですが、的が動かないことと、それぞれの的の点数が不明なので、大人にははまり切れないかもしれません。わが子は十分楽しんでいましたが。
アトラクションから出たところには、レゴが山積みになって製作を楽しめるアトラクションがあります。まったく人がいませんでしたが。
アトラクションから出た目の前にあったのがカーゴ・エースです。超低空飛行ですが(笑)、飛行機に乗って飛びまわります。
こちらは待ち列がありましたが、やはり5分程度の待ち時間でした。幼稚園児向けのアトラクションでしょうか。
アドベンチャーエリアを堪能した後は、レゴシティーに入っていきます。
レゴシティーからナイトキングダムへ
レゴシティーに入りました。まず目の前にあったのはビルト・ア・ボートです。レゴでボートを組み立てて、水の流れにのせて走らせます。かなり水の流れが速いので、子供たちはおいて行かれないように必死で走っていました。ちょっと危なくないかなあ・・・。
となりのスプラッシュ・パッドは休止中。まあ、そうでしょうね。この真冬の寒い時期に楽しむアトラクションではなさそうです。この日はいくつかのアトラクションが休止していました。Webで予告されているアトラクションだけではなく、「寒さのため休止しているアトラクションがあります」と入場時に表記されていたため、予告なく休止されているアトラクションがいくつかありました。
こちらのレスキュー・アカデミーは30分待ちでした。人気アトラクションのようですね。この日のレゴランドは、おおむね5~15分の待ち時間のアトラクションが多かった中で、こちらの待ち時間が際立っていました。わが子は待ち時間を聞くと、「じゃあいい」とのこと。親としてはありがたいです。
こちらはパレス・シネマという、シアターショーを見ることができるアトラクションです。ちょうどレゴ・ムービーの開始時間だったので(係員の方が周囲にインフォメーションしていました)、入ってみました。
席は半分くらい埋まっている程度でしょうか。ときどき水が降ってくるサプライズがありました。内容は・・・、あれ、見たことあるような・・・。
「これ、見たことある」とわが子。たぶん、大阪のレゴ・ディズカバリーで上映していた内容と同じです。ちょっと残念でした。
さあ、レゴシティーを後にします。レゴランドではところどころにレゴで作られた動物があり、ときどき鳴き声を出していました。
さて、ナイト・キングダムに入ってきました。お城がありますね。
マーリンズ・チャレンジ。少し高低のあるリング状の路線を走る乗り物ですね。
けっこう速く回ってました。待ち時間なしで乗ることができました。これなら小さな子供も楽しめるでしょう。
さて、レゴランドで最もハードなアクティビティに挑戦します。ドラゴンというジェットコースターです。それでもレゴランドの年齢層向けなので、宙返りもなければ、高低差もそれほどありません。身長制限105cm以上なので、幼稚園児が多いこのテーマパークでは、対象者が限られてきます。待ち時間5分と列はほぼありません。
とういことで、わが子は勇んで搭乗していました。調子に乗って、この日3回も乗っていましたから、かなり気に入った様子です。
マーリン・フライイング・マシーンがありました。足で漕いで飛ぶアトラクションです。大阪のレゴ・ディズカバリーにもあったアトラクションですね。待ち時間15分になっていました。わが子はもう乗ったことがあるので興味は少なめでパス。時間も12時近くになり、人出も多くなってきました。
パイレーツショアからブリックトピアへ
パイレーツショアにきました。右手に水の撃ち合いをするアトラクションがありましたが、この季節に楽しむものではないですね。
ちょっとミニランドへ足をのばしてみました。ブリック・クリスマスという期間限定イベントが開催されていて、レゴのクリスマスツリーがありました。ホットココアなどの販売もされていましたが、あまり人が集まっている様子はなさそうです。
ふたたびパイレーツ・ショアへ。わが子の目に留まったのは、アンカーズ・アウェイというアトラクションです。USJのエルモのスケートボードのように、回転しながら前後に揺れるアトラクションです。ただし、あまり人数は乗れません。
待ち時間なしでわが子が乗りに行きました。わが子曰く「エルモほど激しくない」とのこと。はい、見てればわかります。
パイレーツ・ショアを出て、ブリックトピアへ。ブリック・パーティーという、レゴのメリーゴーランドがありました。こちらも待ち時間ほぼなしで乗れたようです。
時間は13時過ぎになりました。昼食の希望をわが子に尋ねると「かき氷!」 正気か!!
ということで「ファクトリー・サンドイッチ・カンパニー」へ。サンドイッチがうりだと思われるフードコート型のお店ですが、さまざまなフローズンを好きなように入れることができます。
わが子は、コーラ味やメロンソーダ味など、6種類ほど同じカップに投入!。最初は味が分かれていますが、徐々に混ざって味がカオスに(ま、予想されたことではあります)。
食事として、中華料理のボックスをいただきました。よく見ると、昨日、レゴランド・ジャパン・ホテルのレストランでいただいた食事とそっくりです。たぶん、同じものでしょう。
親の立場としては、パークを1周回って「じゅうぶん楽しんだ(というかノルマを果たした)」気分なのですが、わが子はまだまだ楽しみ足りない様子。結局この後、アドベンチャーから再度パーク内を一周しました。そちらはほぼ同じ内容になるので割愛します。最終的に退園したのが16時40分ごろですから、丸々1日遊び倒した形になりますね。
まとめと感想
レゴランド・ジャパンの体験記事をアップさせていただきました。年末年始の繁忙期のはずですが、パーク内の人は多いとは感じませんでした。アトラクションの待ち時間も5~15分程度で、長いアトラクションでも30分ですから、苦にならない範囲内です。1日あれば、余裕をもって好きなアトラクションを好きなだけ体験できると思います。
レゴランド・ディズカバリーと異なり、パークの敷地が広いため、人混みに酔ったり、身の置き所がなかったり、移動が難しいということはないと思います。一方で、レゴランド・ディスカバリーで体験できるアトラクションは、レゴランド・ジャパンであえて体験する必要はないと思います。
ただし、レゴランドはやはり小さな子供を対象としています。楽しめるのは10歳ぐらいまでではないでしょうか。ざっと見まわした感じでも、小学校高学年以上と思われる子供はほとんどいませんでした。残念ながら、私たち大人が一緒に楽しめそうなアトラクションは少ないですね。ディズニーやUSJと違い、際立った人気のキャラクターがいないということもあります。
小さな子供が多いこともあり、それぞれのアトラクションで身長制限・年齢制限の説明が多くなります。アトラクションの待ち列がパッと見て短くても、係員の方が細かい説明をし始めると待ち時間がかかってしまいます。また、多くのアトラクションでは係員1人で管理するワンオペ状態なので、安全チェックにも時間がかかります。例えば体験時間3分程度のメリーゴーラウンドが、待ち列がないのに10分程度かかるといった光景がしばしば見かけられます。
これらをきちんと受け入れて楽しまないと、少しストレスが溜まってしまうかもしれません。大人が楽しめる(あるいは楽ができる)要素がもう少し増えないと、顧客満足度というか、再訪問率は下がると思われます。キッザニアだと、アトラクションに子供が入っている間、少し自由がきいて、楽なんですよね(笑)。あと、お土産がレゴばかりなのも厳しいかなあ(少しはお菓子とかもあるんですけど・・・)
わが子の満足度は高そうですから、子供側の再訪意欲は高そうです。また、機会があれば、訪れたいと思います。