【キッザニア甲子園】キッザニア甲子園デビュー! 年少児の初キッザニア体験記

はじめに

 今回は年少児が初めて訪れるキッザニア甲子園の模様です。キッザニア甲子園の対象年齢は3歳から15歳(2020年は特例で16歳も参加可能)です。幼稚園の年少児から参加することが可能です(正確には3歳になった時点で参加可能です)。

 年少児の特徴としては、会話がある程度成立するけど難しい単語は理解できない、落ち着くことができない、「無理なものは無理」ということが理解できない、興味あることに執着しやすい、一方で飽きっぽい、睡魔に弱い、文字が読めない、などが挙げられます(子供によると思いますが)。

 難しいことはできませんし、アクロバティックな行動もできません。そんな年少児のキッザニアデビュー。どんな1日が待っているのでしょうか。

前編

新型コロナウイルス感染で長期休業明けのキッザニア甲子園です。ソーシャルディスタンスを確保しながら入場。いつもとは違うキッザニアでのデビューになりました。

2歳の時にも来場したことがありますが、当然ですがお仕事に参加できませんでした。以前のことはたぶん覚えていないでしょう。キッザニア内に入ってキョロキョロしています。

とりあえずピザショップを予約し、街中をうろうろ。消防車や救急車はあまり惹かれなかったようで、まず興味をもったのは、劇場前のバスです。

「大型バス乗る~」

童謡「バスごっこ」でおなじみの、大型バスのワードが出てきました。さあ、乗れるかな?って、待ち時間1時間以上ですかい!

新型コロナウイルスの影響で参加人数が制限されています。バスガイドのお仕事が各回1名、バスのお客さんが各回2名しか参加できません。バスガイドのお仕事はひらがなが読めないと難しいですが、お客さんなら乗っているだけ。年少児にはおすすめです。

言い出したらきかない年少児です。とりあえず予約して、いろいろ見て回ろうかと促したのですが、「大型バスのるもん」と泣き出しちゃいました。そりゃまあ、そうなるよね。

ということで、どうしましょうか。こういうときは、「甘いお菓子」作戦でしょう。インフォメーションセンター横のドンクに連れて行って、「どれが食べたい?」と尋ねてみました。チョコレートドーナツを選んで、満面の笑みです。

懐は痛いですが、効果はてきめん。とりあえず1時間はこれでごまかすことができました。

まだ時間があったので、e-KidZoカードを作りに行きました。JCBがスポンサーの電子マネーセンターです。いろいろと説明していただいていると思うのですが、絶対に理解できていません(笑)。どうにかこうにか、カードをいただいてパビリオンを出てきました。

さあ、念願のバスだよ。チケットを購入して乗り込みます。

なんとか大人しく座ってます。シートベルトも自分で装着したことが無いのに、うまく自分でセットしていました。素晴らしいです。街を一周し、満足して帰ってきました。

つぎは銀行へ。キッザニア専用のお財布をいただくのは、デビューした子供のお約束(?)でしょう。相変わらず、何を説明されてるのかわかってないと思いますが、銀行員さんの前で立ち尽くしています。

さすがに厳しそうだったので、応援要員を派遣してみました。大人はパビリオン内に入ることはできませんが、子供ならOKです。年少児には子供の保護者がいたほうがスムーズですね。どうやら生年月日を訊ねられていたようですが、覚えてませんからねえ。

後編に続きます。

後編

なんとか財布をプレゼントしていただき、銀行から戻ってきました。次のお仕事に向かいましょう。

銀行の隣にある警備センターでガードマンのお仕事を予約していました。ちいさなガードマンはヘルメットもぶかぶかです。今回、初めてお給料が出るお仕事になります。トランシーバー係でしたが、まったく自分で扱えませんでした。ペアの助けでどうにかお仕事終了です。

最初に予約していたピザショップのお仕事の時間がやってきました。スタッフの方の多大なお手伝いもあって、なんとかピザも完成です。

そのあと、電車のパビリオン前を通ったら、「電車に乗る―」といってまた泣き出しました。すでにお仕事の受付は終了。このときはほんとうに困ったのですが、先ほど作ったピザを食べさせてあげると、なんとか乗り切れました。

残り時間もわずかです。最後に参加することができたのは街時計のパフォーマーのお仕事でした。ちゃんとダンスできるかな? この時間になると、少し眠そうにしていました。練習の動きもややゆっくりとした印象。

予想通りですが、適当に手を振っているだけでしたね。まあ、仕方ないでしょう。最後まで起きていただけ、よく頑張ったと言えます。

こうして年少児のキッザニアデビューは終了です。いま(2020年6月)は第1部しか運営していないので、これでおしまいになります。

わずか4つしかアクティビティをしていませんが、年少児だとあるていど余裕をもって行動したほうがいいと思います。適度におやつを与えて機嫌を取ることも忘れずに。お昼ぐらいになると眠くなってしまうので、そんなときはいったん寝かせてしまった方がいいです。「せっかくきたのに~」と怒ってしまっても、眠たい子供には通用しません。

デビューのときは、ちょっとした空き時間を利用して、銀行や電子マネーセンターでカードを作るのがいいです。幼稚園児だとあまり内容が理解できないので、少し大きいお子さんと訪問してもらうとスムーズです。

アクティビティは体を動かす系統がおすすめだと思います。あまり難しいものはできませんが、街時計やファッションショー(2020年6月は休止中)などがおすすめです。

この日の感想

 今回は年少児のキッザニアデビュー体験記です。私なりに今までの経験を生かして、年少児が満足できるように誘導したつもりです(自己満足)。本人の感想も「また行く」とのことなので(言わせただけかもしれませんが)、キッザニアの顧客を増やしたといってもいいでしょう(笑)。コロナ対策の影響で、思うとおりに行かない点も多々ありましたが、こんなものかと思います。

 キッザニアの適齢期は5歳~小学校2年生ぐらいだと思っています。年少児だと100%楽しむには、正直なところ少し早い印象です。簡単な作業のお仕事や乗り物・食べ物系を中心に楽しむのがいいでしょう。文字を使うお仕事(特に文章を読む必要があるお仕事)は難しいので避けたほうがいいです。初めてのキッザニアでおすすめのお仕事年齢別でおすすめのお仕事初めて行く人のお勧めの流れなどの記事も参考にしてください。

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