はじめに
キッザニアクラブ甲子園の会員とその同行者だけが参加できるイベント「クリスマスナイト2019」が今年もやってきました。
例年日曜日の第2部に実施されていました。日曜日の第2部はお客さんが少ないので、会員イベントを開催してもキッザニア側の重い負担にならないので、うまいやり方だなあと思っていたんです。
ところが、2019年は12月の土曜日第2部に実施されました。土曜日の第2部はキッザニアにとっては書き入れ時です。どういう変化なんでしょうかね。
キッザニア側の思惑はこのさい置いておきます。実は、キッザニア東京でもクリスマスナイトが実施されていて、毎年同じ日曜日第2部だったんです。キッザニア東京は2019年も12月日曜日第2部です。ということで、2019年は両方参加することが可能になりました。
もしかすると、我が家のように両方会員になっている家庭が、両方のイベントに参加することを狙ったのかもしれません。前日時点でもクリスマスナイトの予約枠が空いていましたし、少し参加者を増やしたかったのかもしれません。
2020年11月でキッザニアクラブ会員が大幅リニューアルになることが発表されています。このイベントが2020年も実施される保証はありません。キッザニア東京のクリスマスナイトに参加したこともないですし、キッザニア甲子園のクリスマスナイトも今年最後かもしれないので、2019年は両方に参加してみることにしました。
前置きが長くなりましたが、今回の記事は、キッザニア甲子園の「クリスマスナイト2019」の模様をアップさせていただきます(キッザニア東京は次回の予定です)。
今回の主なイベントは
・クリスマスミッション(カンバッジがもらえます)
・大人が参加の謎解きイベント(抽選で賞品あり)
・限定ワークショップ「クリスマスカード」
・クリスマスマーケット(飲み物購入やゲームがキッゾでできます)
・スタッフと交流(クリスマスカードがもらえます)
・カンバッジのつかみ取り(10キッゾ)
・カンバッジの交換
・大抽選会
などでした。
昨年との違いは、賞品つきファッションショーがないこと、ミッション報酬がクリスマスカードからカンバッジに変わったこと、ミッション内のスタッフとの交流でクリスマスカードがもらえるようになったこと、などです。わずかですが、規模が小さくなっています。
入場後の様子
今回は第1部からの連続入場でした。通常の第2部と違い、16時に入場開始です。整理券Sだけでも70組以上ありました。
ちなみに、第1部で入場したとき、私より前にならんでいた方々の95%がSカードの列にも並んでました。だから、第1部の入場時の整理券番号と、Sカードの番号がほとんど一緒(笑)。第1部の列がいつもよりすごく長く、整理券がかなり後ろになるのかな・・・と思っていたら、意外と整理券の数字は前の方。つまり、第2部のAカード狙いの方がたくさん並ばれていたんですね(キッザニア甲子園では7時15分までは第1部と第1部はともに同じ列に並びます)。
なんといっても会員(とそのお友達)限定のイベントですから、参加者はキッザニアのプロたちの集団です。この日は第1部からプロ集団ばかり。Sカード軍団が毎年増えているような気がします。
2019年の特徴として、お土産をいただけるパビリオンが減り、お土産の質もダウンしたこと。たとえば、例年、ミルクハウスでは豪華なお土産がもらえるのですが、
ー2017年のミルクハウスのお土産ー
2019年はお土産は無しです。もちろん、ミルクハウスの予約列は2019年とは比較にならないくらい少なかったです。
2019年に人気が高かったのは、食品開発センター(スイートポテトがもらえる)、ビューティーサロン(ミニポーチと消しゴムがもらえる)などです。花屋、ハンコ屋、ベーカリーなども、ちょっとしたお土産もつくので、いつもと変わらない人気でした。
人気がいつもより極端に低かったのが、すし屋とピザショップです。いつもなら受付終了になるお仕事開始時間になっても、数回分ぐらいしか予約枠が埋まっていません。
昨年も書きましたが、プロたちの行動方針は下の3つに分けられます。
①クリスマスマーケットのよりよい商品をゲットするのを優先する方々
②限定アクティビティやお土産を優先してアクティビティを選ぶ方々
③限定などに目もくれず、ふつうに人気パビリオンを目指す方々
いずれも、このイベントを有効利用できる選択肢だと思います。
クリスマスマーケット
ー劇場前クリスマスマーケットの様子ー
①のクリスマスマーケットは、なかなかうまく使えない(すみません)キッゾを有効利用する数少ない機会です。クリスマスマーケットは毎年すごい列で、何が提供されているのか確認するのが大変でしたが、2019年は商品売り場とは別にディスプレイが設置されていたのでわかりやすかったです。
2019年は、レアアイテムはありませんでしたね。たとえば、100キッゾで提供されていたジグソーパズルですが、2018年のクリスマスナイトで退場時に配布されていたお土産ですから、プロたちは皆さん所有されているものです(昨年の在庫放出かな)。その他のバッグ類も、なんらかのかたちで以前に提供されていたような気がします。2018年はレアアイテムがすぐに完売になっていましたが、2019年はどの商品も完売まで時間がかかっていました(最後まで残っていたものもあります)。そのため、2019年は待ち列が短かかった印象です。
一人5点までですが、何度も並ぶことが可能です。わが子はジグソーパズルをお買い上げ。えっ、持ってるはずでしょうって? はい、私もわが子もそうですが、2018年の記憶が全くございません(笑)。この記事を書くために昨年の記事を見返していると「これ一緒じゃん!」ということで(笑)。どこにいったんだろうジグソーパズル。
お菓子や飲み物もキッゾで販売されていました。サントリーのジュースと、ドンクのパンケーキです。いずれもスポンサーからの提供ですね。こちらは非常にお得です。一人1回2点までですが、何度でも並べますし、列も短いので、買いたい放題です。ジュースは最後まで残っていましたね。
ー我が家の戦利品ー
いつもデパートでキッゾを使う場合、「1キッゾ0.5円」ぐらいの感覚ですが、クリスマスマーケットの商品は「1キッゾ10円」ぐらいの価値まで昇華します。ということで、キッゾの価値がざっくり20倍です。
アクティビティ
2019年は目玉となる限定アクティビティがありませんでした。お土産の価値も、シールやボールペンなど、あまりテンションが上がりませんね。結果的には「やりたいアクティビティをする」のが一番良かったと思います。ですから、②のお土産狙いはあまり期待できず、③の純粋にやりたいことをするのが〇でした。
大抽選会
独立の泉前で、抽選会が行われていました。毎年、子供1人1回参加できます。いただけるものは運ですから、混んでいるときに行っても仕方ありません。人が少ない時間帯を狙って訪問しました。
どれが当たりなのかわかりません(笑)。昨年は海外のキッザニア製品が種類豊富に並んでいましたが、今年はそれほどでもなさそうです。
わが子はこんなものを選んできました。バナナに後から字が浮かんでくる文字をかけるようです。文字が浮かび上がる前に、知らずに食べちゃったら悲しいかな。キッザニア東京のバナナハウスのスポンサーDoleの提供ですね。バナナハウスは2020年3月に閉鎖が決定しています。
ゲームコーナー(カンバッジつかみ取り)
2018年にもあった、カンバッジつかみどりのコーナーです。手づかみではなく、マジックハンドで取ります。10キッゾですからお得はお得です。最初は列が少なかったのですが、この後すごい列でえらいことになります(笑)。
わが子の戦利品です。イベントなどで配られたカンバッジの在庫ですね。どれも我が家にないバッジですが、同じのが1組かぶっちゃいました。わが子は何度も列に並びたがりましたが、そもそもカンバッジに興味あったかね?
缶バッチの交換をしてくれるスタッフさんもいらっしゃったのですが、こちらもわが子は興味なしでした。
ミッションイベント
JOBスケジュールの裏に書かれたミッションをこなすと、限定缶バッジがいただけます。わが子は恥ずかしがりなので、ハードルが高かったようです。
謎解きイベント
キッザニアの街中に設置されたヒントを頼りに、答えをひねり出す謎解きです。残り1時間になると、ヒントが出されます。(答えはわかるんだけど)答えが納得いかない問題が一つあったんですけど・・・。正解者のうちから抽選で入場券などがいただけるようです。
限定イベント「オリジナルクリスマスカード作り」
1階裁判所で、マスキングテープなどを用いてクリスマスカードを作ります。マスキングテープはさまざまな種類が用意されています。裁判所のお仕事はお休みです。
限定アクティビティを堪能
さて、わが子の活動記録です。2017年はミルクハウスに突撃、2018年はベーカリーに向かいました。今年は、食品開発センターに向かいました。最初の回には入れませんでしたが、クリスマスマーケットなどを楽しんだ後にお仕事開始です。
クリスマスナイト限定のリング状のおにぎりで、スイートポテトも付いてきました。
なぜか消しゴム付きです。焼きおにぎりなどの、食べ物のにおいがついています。一瞬でわが子の胃袋に入っていきました。
次に向かったのは歯科医院です。特に混雑していなかったので、すぐにお仕事に入れました。
いつもとは違う、ポリッシャーとフロスを使用したお仕事ができたようです(ちゃんと見てなかった)。記念のフロスがいただけました。
そのあと、通常のお仕事や謎解きなどをしていました。
クリスマスナイトといえば限定のお食事があります。RF1は例年すき焼き重でしたが、ことしはステーキ重でした。
ドンクは昨年とおなじなめらかプリン。
シャウエッセンはセットメニューですね。ちょっと限定感が弱かったかな。
そのあと、わが子はソフトクリームショップへ。クリスマス期間限定のロイヤルバニラ味です(ロイヤルバニラはクリスマスナイト限定ではありません)。
特別なのは、このワッフルボールですね。わが子はワッフルコーンがあまり好きではないようですが。
それと、おみやげのシールです。昨年もシールを配布していましたが、昨年のシールと微妙に違います。
ー2018年のシールー
そんな感じで今年のクリスマスナイトは終了です。
退場時にコップをいただきました。重量感のあるしっかりしたコップです。
なぜかアサヒペンのカレンダーもいただけました。アサヒペンはペインティングウォールのスポンサーさんです。
まとめ
今回はキッザニア甲子園のクリスマスナイト2019を楽しんできました。昨年と比べるとアクティビティでもらえるお土産がスケールダウンしたので、ちょっと寂しい感じでしたね。限定アクティビティもインパクトが弱かったですし。
クリスマスナイトは会員サービスデーです。クリスマスマーケットは、キッゾと交換という形をとっていますが、ほとんどばらまき同然です。ファン還元祭といった位置づけでしょう。お得なことがいろいろ用意されています。
さて、2019年最後のキッザニア甲子園が終わりました。2020年はキッザニアクラブの大幅改変が予定されています。クリスマスナイトが実施されるかどうかも不明です。わが子もずいぶん大きくなってきたので、キッザニア卒業のきっかけになるかもしれませんね。