【キッザニア甲子園】2020年6月週末の第1部体験記

はじめに

 今回は6月週末のキッザニア甲子園の模様です。新型コロナウイルスによる外出自粛要請が解除され、ようやくキッザニアの運営も再開されました。今までと同じキッザニアとならないのは予想されましたが、狭い(?)パビリオンでどのように3密を回避するのか、キッザニアの腕の見せ所(?)でしょうか。

今回はわが子の希望パビリオンはありません。半年ぐらい訪問していなかったので、わが子も私も勘が鈍っている状態でした。なんとなく入場して始まるキッザニア、今回はどうなるのでしょうかね。

前編

今回は7時過ぎにららぽーと甲子園に到着しました。私たちの前には10組程度が並んでいました。7時過ぎで10組とはかなり少ないですが、もともとコロナ対策で入場者数は制限されています。

列は間隔をあけるようにとのことでした。

7時15分にららぽーと内へ入場開始です。入り口では非接触式体温計(額で測る体温計ですね)で体温チェックされ、アルコールで趣旨を消毒して入場です。

ららぽーと内の待機場所へは、1組ずつ案内されました。それぞれのグループで広い場所が確保され、ソーシャルディスタンスへの配慮がされています。1区画(1列)に3組ずつ配置されました。キッザニア内への入場時も、1区画ずつ案内されました。

受付の際には、「キッザニア入場に際する確認書」を提出する必要があります。コロナ関連での注意事項に同意するという意味ですね。

ららぽーと内のベンチは着席不可になっていました(キッザニア内はOKです)。トイレも手を洗う場所が一部使用禁止となっていて、ソーシャルディズタンスを保つようにされています。

コロナ対策関連で、いくつかのパビリオンが閉鎖となっています。ビューティーサロンは手と肌の接触があるので、どうしてもオープンが無理みたいですね。会員用アクティビティのリーダーが中止なので、定員外のアクティビティ参加ができないです。

入場は8時20分ごろから開始されました。3密を避けるため、1区画(3組)ずつの入場で、入場に時間がかかるため余裕をもって入場開始になったようです。

キッザニア内に入ると、まさに「がらがら」の状態。9時前に混雑するピザショップ前も、人がほとんどいません。通路にも人が少ないので、行き来がスムーズです。3密を回避するために入場者を制限している影響でしょうが、移動に関してはストレスフリーで歓迎すべき状態でした。

最近は食べ物系のアクティビティが数多く閉鎖されたので、ピザショップ、すし屋、ゲーム会社に人気が集中しています。コロナの影響で定員が減少されています。ピザショップとゲーム会社が2名ずつ、すし屋で3名でした。

わが子はピザショップを希望したので、さっそく向かいます。先に入場された方々が並んでしましたが、我が家も早い方だから余裕だと思ってパビリオンに向かいました・・・が、なんと最終から2番目の組に。

これはつらいです。通常予約は1つしかできないので、今回のキッザニアではもう予約することが無理でしょうね。かなりのハンデ状態で開始になりました。

いつものように8時50分に解放されたあと、最初の回(9時から開始のお仕事)に参加できるパビリオンを探します。普段なら、ピザショップの真近くにあるミルクハウスがねらい目ですが、各回2名枠しかないのでとても9時からのお仕事枠に滑り込むことができません。

人気薄のガードマンや電力会社、水道会社すら9時の枠は売り切れ状態。いろいろ探しているうちに9時を回ってしまいました。ちょっとシビアすぎないかなあ、ほとんど「無理ゲー」状態です。

そうこうしているうちに、9時台の予約枠もどんどんなくなっていきます。結局、流れ着いたのは、リユースショップでした。

2月28日にオープンしたばかりのリユースショップに参加です。商店街の一角(エコバッグショップ&ガラス工房跡地)で長い間空き地でしたが、ようやくパビリオンができました(一方でロボット研究開発センターがクローズしてしまいましたが)。

リユースショップがオープンしたのは4か月も前ですが、オープン直後にコロナの影響で臨時休業に入ったので、1月前にオープンしたばかりの感覚です。こうして、ようやく1つ目の仕事にありつけました。

リユースショップが終わって、次のお仕事を探します。わが子的にビビッときたのはソフトクリームショップでした。わが子もかなり大きくなってきたのですが、まだまだお菓子系が大好きですね。

予約が取れたのは12時前ぐらいの回です。2つ目のお仕事でこの開始時間ですから、かなり厳しい状態です。繁忙期の激混み状態でもこんなことはありませんでした。

後編に続きます。

後編

待ち時間ができたので休憩。入場者が少ないので、テーブルの確保は楽々です。荷物でテーブルを確保されている方も少なかったので、席に困ることはありませんでした。これはとてもいい傾向ですね。

私が訪問した時は、大使館跡地(裁判所横)のスペースも休憩スペースとしてオープンしていて、テーブルが設置されていました。

すべてのテーブルには消毒済みのカードか設置されていて、利用を終えればカードをひっくり返します。カードの裏は使用済みの表記になっていて、スタッフの方が順に消毒してくれていました。

ベンチもソーシャルディスタンスを考えて、長いベンチでも2人座りをするようになっています。ウォーターサーバーは使用禁止で、トイレの洗面台は1つおきにしか利用できないようになっていました。また、キッザニア内のあちこちに空気清浄機が設置されていました。

さて、時間になったのでソフトクリームショップへ向かいます。

いつものソフトクリームショップなら、毎回6人は参加できますし、回転数を上げるために次の回の方は中のソファで待機しています。コロナ対策で2人だけで実施されましたし、ビニール手袋装着で行われました。待機されている子供もいらっしゃいません。感染対策が徹底されています。会員特典のスペシャルのお仕事は選択可能でした。

次のお仕事は警備センターにしました。これぐらいしかいい時間に参加できるのがなかったんですよね。

荷物(ジュラルミンケース)を持って、お金の回収に向かいます。目的地に着いてから、立ち止まって何も話さないわが子。うん? どういう風に言うのか忘れてしまったのかな。このお仕事は10回以上していると思うのですが、いまだに流れを覚えられていないようです。

スタッフさんにほとんど誘導してもらい、なんとかお仕事終了。無事(?)警備センターへ帰ってきました。そろそろ、ピザショップの時間です。

ピザショップではスペシャルのお仕事を選択しました。ハーフ&ハーフのピザを作ることができます。ピザはお昼ご飯にさせていただきました。

ピザだけでは足らないので、RF1を訪問。でも、メニューがかなり少ないんですよね。入場者が少ないので、メニューを絞っているようでした。種類の数はいつもの3分の1以下でした(私の印象では)。

ピザショップを終わったころには、もうほとんどのお仕事が受付終了状態でした。ラジオ局や出版社ですら受付終了状態。いろいろ探しまわって、なんとか街時計のお仕事を確保しました(というか、本当にこれ以外のお仕事はありませんでした)。

けっしてわが子が好きなアクティビティではないのですが(嫌いでもないようですが)、もう好き嫌いを言って選べる状態ではありませんからね。と思っていたら、本人は意外に楽しんで踊っていました。

こうしてこの日の第1部は終了です。2020年6月~7月の間は、第1部しか運営していないので、今回はこれでおしまいになります。

コロナ休止中に多くのパビリオンがクローズしてしまいました。「ロボット研究開発センター」だけでなく、「大使館」や「ファッションブティック」などです。

逆におーぷんした新しいパビリオンもあります。わが子も体験していたリユースショップは2月28日オープンでした。また、ケアサポートセンターもオープンを待っています(新型コロナ感染症の影響でオープンが遅れているようです)。

この日の感想

 この日は2020年6月に運営再開されたキッザニア甲子園を楽しんできました。キッザニア甲子園では3密対策がかなり徹底されています。その影響でアクティビティ体験にも制限がありますが、ある程度は仕方ないと思います(まあ、なんとなくつらく感じてしまうのも仕方ないです)。

 なんとか運営再開にこぎつけていただいたことに感謝しつつ、次のキッザニア訪問を楽しみにしておきましょうか。ただ、なかなか週末の予約枠が少ないので、予約自体のハードルも高いですね。

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