【キッザニア甲子園】2019年春休み期間の第1部+α体験記

今回は2019年春休みに実施されていた、キッザニア甲子園10周年記念イベントの体験記です。2019年3月27日でキッザニア甲子園も10周年。お祝いモードなのですが、寂しさも見られるイベントとなっていました。

はじめに

 今回は2019年初休みのキッザニア甲子園の模様です。期間限定イベント「10th Anniversary」の真っ最中でした。春休み期間なので、キッザニア甲子園のメインターゲットとなる幼稚園年長~小学校低学年の層がどっと押し寄せてきます。混雑が激しいかと言いますと、3月末はWebの予約サイトでも早い時期から第1部完売が見られましたが、4月に入るとかなり余裕が出てきます。ディズニーなどもそうですが、春休みのテーマパークは4月に入ってからがねらい目です。

第1部から参加するために6時30分ごろに到着すると、40組くらい並んでいました。普通の週末と同じか、少し空いているぐらいの状況です。

この日のわが子の希望は、特にありませんでした。あまり考えていないようなので、10周年記念のアクティビティを入場前に勧めておきました。

10周年イベントもあるのですが、パビリオンが立て続けに閉鎖される予定になっており、閉鎖に関連したイベントも実施されていました。我が家が訪問したときは、お菓子工場とマヨネーズ工場です。3月末には住宅建築現場も閉鎖されていますし、5月6日には精米工場の閉鎖が予告されています。この春だけで4つもパビリオンがなくなってしまう状況で、寂しい限りですね。

前編

わが子と相談し、まずはパビリオンクローズ予定のお菓子工場に向かうことにしました。お菓子工場は人気No.1なので、クローズイベントに関係なく真っ先に受付終了になってしまいますからね。

このパビリオンの閉鎖は本当に残念ですね。子供にとって大人気のパビリオン。わが子も何度体験したかわからないくらいです。最初に予約が取れないと、体験がほぼ無理なので、わが子がこのパビリオンを希望すると早くいかないといけないので、親としても大変なパビリオンでした(それでもわが子の笑顔には代えられないので、頑張ってしまうのですが)。

クローズイベントとして、参加者に記念のカンバッジが配布されます。

朝一番のお菓子工場予約列は2階の住宅建築現場パビリオン前になります。2019年3月に閉鎖されたので、こんな感じになっていました。うーん、大丈夫か、キッザニア甲子園。

いつものように予約渋滞が激しいなかで、わが子はなんとか予約をとれたようです。当然のように予約枠が一瞬で埋まってしまい、受付終了になっていました。

8時50分に解放され、飛び込みでできそうなおしごとを探します。

お菓子工場と同じく、クローズが決定しているパビリオン「マヨネーズ工場」です。最初の回に十分な空きがあり、飛び込みで参加することができました。

こちらでも、クローズイベントでカンバッジが配布されています。

マヨネーズ工場もこれで最後ですね。食べ物系ですが、いただける成果物がマヨネーズなので、人気が高いというわけではありません。その分飛び込みで体験できることが多かったので、混雑しているときに参加することが多かったです。いずれにしても、なくなるのは残念ですね。

そうして、最後のマヨネーズづくりを終えました。

10周年のマークが寂しいですね。4月10日をもってこちらのパビリオンはクローズです。

そのあと、お菓子工場の予約時間まで時間があるので、オリジナルハンカチづくりに挑戦です。ホテルのパビリオン跡地(2階)で実施されていました。

こんなハンカチをつくっていました。

お菓子工場も今回で最後の体験です。

グレープ味のハイチュウが完成。この大きなハイチュウも、これで食べ収めです。わが子はすぐに食べてしまいました(わが子には余韻も何もありませんね)。

こちらも10周年のお仕事カード。わが子の大好きなパビリオンだったので、残念です。

10周年の期間限定アクティビティがいろいろ実施されていました。まずは畳製作所です。こちらのアクティビティはときどき期間限定で実施されます。わが子には他に気になるパビリオンがあったので、そちらを優先しました(以前、体験したことがあるしね)。

バウムクーヘンショップ跡地で実施されていたフィナンシェショップです。やはりわが子にとって、食べ物系が優先されますね。後で体験することになります。

 後編に続きます。

後編

ー10周年の街灯が豪華に彩られていますー

次にわが子が気になっていたのは、バースデーカードづくりですね。ホテルのパビリオン跡地(1階)で実施されていました。

わが子がバースデーカードを作り始めたので、だれに作るのか尋ねたところ「自分に」とのこと。あなたの誕生日はまだまだ先ですよ・・・。

祖父の誕生日が近いのでお勧めしてみたのですが、「うーん。やめとく」とのこと。可哀想なおじーちゃんです。

期間限定の定番と言えば、ソフトクリームショップの限定ものですね。10周年記念は、「チョコとミルクのパフェ」でした。キッザニアクラブの認定のおしごとを選ぶと普通のバニラソフトワッフルコーンになるらしいのです。わが子は限定ものを食べるために通常のお仕事を選んでいました。

ミルクとチョコの2種類のソフトを盛り付けます。

浅いワッフルコーンに盛られたソフトに、デコレートします。

これが完成品。ちょっとボリュームが少なめに見えますね。

そろそろお昼の時間です。我が家の定番のRF1です。2019年3月にリニューアルオープンしました。レジが右側に移動しています。また、ミキサーでつくるジュースの種類が5種類に増えています。わが子はいつものわんぱくセットでした。

キッザニア甲子園の街中いたるところにある、街灯のペナントも10周年です。でも、10周年を感じられるのはお仕事カードぐらいですかね。

後でインフォメーションセンターに行ったら、10周年の記念カンバッジがいただけました。

10周年といえば、10周年ロゴ付きのお仕事カードを集めると、オリジナルグッズがいただけるそうです。100枚は厳しいですね。わが子はのんびりアクティビティを楽しむので、1回の入場でお仕事カード5枚ぐらいのことがほとんどです。100枚だと、20回訪問が必要ですから、わが子には無理かなあ。8月まで期間があるようなので、50枚くらい目指せたらいいですね。

そのあと、わが子は街時計のおしごとなどをこなしていました。10周年にちなんで、ハッピーバースデイの曲に合わせたダンスになります。

それが終わると病院のおしごとなどを体験し、第1部終了です。この日はスターフレックスパスで第2部も参加しました。

第2部はキッザニア内がガラガラでした。ワントゥープラスでの参加も数えるぐらいしかいなかったので、第1部から通しのSカード組でも、かなり早い順番で入場することができました。一部のパビリオンでは初回のおしごとが実施されなかったり、通常の半分以下の回数しかおしごとが実施されなかったりしていました。

わが子は待望のフィナンシェショップに向かいます。幸い、初回のお仕事に入ることができました。ガラガラな第2部でしたが、大人気のお菓子工場やピザショップはすぐに受付終了となっていました。大人気パビリオンには混雑度は関係ありませんね。

フィナンシェショップのおしごとを終えて、わが子はおしごと相談センターであそんでいましたが(おすすめのおしごと診断などができます)、ふとインフォメーションセンターで看板を発見。

スーパーバイザーサポートスタッフの募集です。キッザニアクラブ会員限定のおしごとのようです。2名で3回しかないおしごとですから、かなり狭い募集枠ですね。わが子がやりたいと言ったので、とりあえずJOBスケジュールカードを渡して開始時間を待つことにしました。

スーパーバイザーさんのように赤いスタッフのシャツを着ておしごと開始です。カードを作ったり、カンバッジの交換をしたりするおしごとでした。

お仕事カードはもらえませんでしたが、特別なカンバッジをいただけました。これで、この日4つ目のカンバッジです。この日のわが子のおしごとチョイスをみると、わが子がカンバッジをもらうのが好きみたいにみえますよね。実のところ、あんまり興味がないみたいで、家に帰るとカンバッジのことはすぐに忘れ去っています。

キッザニアではカンバッジが大好きな会員さんの方も多いみたいで、カンバッジをたくさんぶら下げて歩いてらっしゃる方をよく見かけますよね。わが子にはあまり収集癖はなさそうで、売店でもカンバッジの購入を求められたことはありません。

そんなこんなで、この日のキッザニアは終了です。わが子はまだアクティビティをやり足りないようでしたが、第1部から動き通しですから、疲れてきているはずです。新学期早々体調を崩してもいけませんから、無理をするわけにはいきませんね。

この日の感想

 この日は10周年記念イベント中のキッザニア甲子園を楽しむことができました。せっかくの10周年ですが、キッザニア甲子園ではパビリオンのクローズが相次いでいます。スポンサーの撤退が要因でしょうが、そんなに日本の景気が悪いのでしょうか。

 まったく独断の意見で何の根拠もないのですが(笑)、これらのパビリオンクローズには、2020年のキッザニア名古屋の開設が関連している可能性があります。2019年現在のキッザニア甲子園に来られている車のナンバーを見ていると、三河や豊橋、三重など、中京圏の方をよく見かけます。これらの方々のホームグラウンドが名古屋に移動すると、キッザニア甲子園のキャパシティにかなりの余裕ができてしまいます。

 クローズはスポンサーの意向としても、新規パビリオンのオープンは控えたいのが運営側の意向ではないでしょうか。キッザニア甲子園はキッザニア東京と比較して、入場予約やアクティビティの予約などがかなり楽です。キッザニア甲子園のスペースが狭いこともあって、入場者数(入場可能者数)が少なく、超人気アクティビティでない限り体験のハードルが低いからです。名古屋が開業して甲子園の入場者が減れば、余剰パビリオンがでてくる計算を立てている可能性があります。

 さらに、新しいキッザニアにも目玉となるアクティビティが必要でしょう。もしキッザニア名古屋に「お菓子工場」ができたら、私の予想が当たったと思ってください(笑)。

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