【キッザニア甲子園】出版社のお仕事（2021年3月閉鎖）

１．パビリオンデータ

※2021年3月26日閉鎖しました

―少し前の制服です―

２．概要

　オレンジ色の作業服に着替えて（「集英社」のロゴが入っています）、漫画の制作・製本を行います。そもそも漫画家に制服があるのかどうか知りませんが。テーマの漫画は何か月かすると別のものに変わっていきます。

　すでに９０％以上描かれた漫画のコマに、セリフやキャラクターの「目」などを描き入れます。幼稚園児では「面白い」絵になりますし、小学校高学年にもなると「きれいな」絵になり物語も生まれます。作成した漫画をズーパーバイザーさんが製本し、手渡してくれます。壁に「締め切り厳守」と書かれていますが、現実の漫画家さんたちはそんなに守れないもんなんですかねえ（笑）。

　出版社のパビリオンは正面が大きなガラスに覆われた構造で、お仕事の様子を見ることができます。正面にテーブル席などもありますから、席が取れればゆっくり鑑賞できるでしょう。作業している子供の横顔をみるかたちになります。奥側に座っていると、写真撮影は難しいかもしれません。パビリオンは完全に壁で覆われているので、中で話している会話を聞くことはできません。

　成果物は製本された雑誌です。自分で描いた漫画が本物同様の冊子になって渡されるので、ちょっとテンションが上がるかもしれません。お仕事の作業は比較的単純ですが、ネーム（セリフ）入れがあるので幼稚園児には厳しいかもしれません。

キッザニアクラブ特典

　３回お仕事をすると認定をうけます。特別な色を使った漫画を仕上げることが可能です。お給料の増額と特別なお仕事カードをいただけます。

３．攻略

　キッザニア甲子園では実用的な成果物をもらえるパビリオンは人気の傾向があります。残念ながら、子供にとって漫画雑誌は魅力的なものというわけにはいかないようです。早い時間帯はお仕事の定員割れしていることが多く、最初の回は、１人も集まらずに、お仕事開始時間を延期し続けている光景を見ることができます。

　平日や日曜日の第2部などの人が少ないときは、同じ並びにある新聞社やラジオ局といったパビリオンと一緒の受付になることがあります（出版社前で受付になります）。さらに、お仕事の実施回数が間引かれることがあり、最初の回のお仕事が実施されないこともあります。

　土日祝の第１部の場合でも、最初の回のお仕事でも定員の枠が埋まらないことが多いです。食べ物系の予約が終わって8:50に解放され、飛び込みで参加するお仕事を探す際には、あるていど余裕があるお仕事の一つです。朝一番以外でも、多くの場合はスタンバイが可能です。