はじめに
キッザニア甲子園に入るためにはチケットの購入が必要です。多くの場合、公式ホームページから購入するかと思います。一番簡単な割引の方法はアドバンスチケット購入ですが、入場の数か月前にチケットを購入する必要があります。予定が立たないこともあるため、いつでも都合よく使えるわけではありません。
通常のチケットを通常に購入するとして、どうすればもっともお得でしょうか。とても「けち臭い」話ですが、お得を重視する関西人として、ちょっと考えてみたいと思います。
1.ANAマイル
別の記事でも書きましたが、キッザニア甲子園に入場するとANAマイルが貯まります。ANA(全日本空輸)はキッザニア甲子園のオフィシャルスポンサーで、キッザニア甲子園はANAマイレージモールに登録された施設です。
キッザニア甲子園の公式サイトで購入した入場チケットとキッザニア甲子園内の売店(ナショナルストア)で購入した分が、ANAマイル獲得の対象になります。ただ単に購入すればマイルを手に入れられるわけではありません。
ナショナルストアでは商品購入時にANAマイレージカードを提示すればANAマイルを獲得できます。入場チケットに関してはキッザニア甲子園の入場受付の際に渡される領収書が必要です。その領収書をANAマイレージカードとともにナショナルストアに提示すれば、ANAマイルを獲得できます。
いずれも、100円当たり1マイル獲得できますので、1回の入場で50-100マイル獲得できるかと思います。国際線ファーストクラスなど、使い方次第では1マイル10円程度になることもあります。少しは費用の軽減になるでしょう。
2.クレジットカードの還元率
公式サイトでチケットを購入する際にはクレジットカードを使用すると思います。アップルペイもおサイフケータイも使えませんし、ポイントサイトも使えません。
一般的なクレジットカードの還元率は0.5%~1%です。一般的にAMEX系は1.0%で、VISAやJCB系は0.5%になります(例外がいっぱいありますが)。クレジットカードによって還元されるのは、現金ではなくポイントであったりマイルであったりするため、もらえるポイントの使いやすさで区別して考える必要があります。これらの還元はANAマイルとは別に取得できるため、ANAマイルはきちんといただいておきましょう。
プラチナ以上のクレジットカードは入手困難なので、手に入りやすいクレジットカードで考えたいと思います。具体的には一般カード~ゴールドカードです。
①楽天ポイント(楽天カード)
おすすめ度〇
楽天カードで決済すると、通常は1.0%の還元率です。カードブランドにはVISAやマスターカードがあります。ときどき実施されるキャンペーンでは、一定以上楽天市場での支払いをするとオンライン決済で最大2.0%の還元率になります。キャンペーンの頻度は多い方だと思います。ただし、一部は期間限定ポイントになるので、状況次第ですが使いづらいかもしれません。キッザニアだからといって他のネットショッピングより還元率が向上することはありません。
②Tポイント(ヤフーカード)
おすすめ度△
こちらも通常は1.0%の還元率ですが、キャンペーンで3.0%まで上昇した実績があります。問題は、キャンペーンの時期を狙わないと、還元率が高くないことですね。キッザニアだからといって他のネットショッピングより還元率が向上することはありません。
③ワールドプレゼントポイント(三井住友VISA系カード)
おすすめ度△
三井住友VISAゴールドカードなどで還元率0.5%です。ワールドポイントは他のポイントや金券に変換しやすいなど汎用性が高めです。これ以上還元率を上げるためには、マイペースリボ等への加入が必要です。キッザニアだからといって他のネットショッピングより還元率が向上することはありません。
④メンバーシップ・リワード・ポイント(アメリカンエクスプレス系カード)
おすすめ度〇
アメリカンエクスプレス系は還元率1.0%のものがほとんどです。こちらのポイントはマイルなどにほぼ等価交換することが可能なので、それなりに汎用性が高いです。キッザニアだからといって他のネットショッピングより還元率が向上することはありません。特殊なところで、SPGアメリカンエクスプレスカードというホテル系のゴールドカードがあるのですが、これだと還元率1.25%です。
⑤dポイント(dカード)
おすすめ度△
dカードも還元率1.0%です。キッザニアだからといって他のネットショッピングより還元率が向上することはありません。
⑥JALマイル(JALカード)
おすすめ度〇
原則的に還元率0.5%で、ショッピングマイル特約で1.0%です。キッザニアだからといって他のネットショッピングより還元率が向上することはありませんが、マイルはポイントより有利な点が多いため額面以上の価値をみせることがあります。
⑦ANAマイル(ANAカード)
おすすめ度〇
ANAワイドゴールドカードで還元率1.0%で、リボ設定などを駆使すると1.3%です。2018年3月まではソラチカカードとよばれるJCBブランドカードを使用して最大1.72%まで還元率を上げることができます(玄人向けの方法なので、初心者はやめておきましょう)。キッザニアだからといって他のネットショッピングより還元率が向上することはありませんが、マイルはポイントより有利な点が多いため、額面以上の価値をみせることがあります。
⑧OkiDokiポイント(JCB系カード)
おすすめ度◎
JCB系は還元率0.5%のものがほとんどです。ところが、キッザニアはJCBと提携しており、事前にキャンペーン登録すると還元率5倍(つまり2.5%)になります。JCBゴールドカードでは普段のカード使用額に応じて還元率が最大0.8%(年間300万円支払い時)まで上昇するため、キッザニアでは最大4.0%まで上昇します。キッザニアに関する還元率では、最も還元率が高い部類になると思います。
あとはOkiDokiポイントに対する好みだと思います。それでもキャンペーンの有無にかかわらずこれだけの還元率を認めるカードはほかにありません。非常に魅力が高いですね。
まとめ
以上をまとめると、JCBカードが最も還元率が良さそうです(OkiDokiポイントを全く使わない人は別ですが)。楽天カードもキャンペーンをしていることが多いので選択肢になるかもしれませんが、楽天ポイントの使い方が少し難しいので好みがわかれそうです。すべてANAマイルにまとめたいなら、ANAカードにするのもいいでしょう。
どうせ支払うお金ですが、少しでも損しないようにしたいものですね。