【キッザニア甲子園】キッザニア東京を訪れて感じるキッザニア甲子園とのちがい

はじめに

 

―キッザニア東京の入場待ち列―

 キッザニアは世界各地にありますが、厳密にいうとそれぞれ運営母体となる会社名が異なります。ただし、キッザニア甲子園とキッザニア東京は同じ会社(KCJ)によって運営されているため、施設内の運営方法はほとんど同じです。ほとんどというのは、やはり風土と言いますか、少し違いを感じることもあります。

 パビリオンの種類やお仕事の内容が違うのはよく知られていますが、それ以外にどんな差があるのでしょうか。今回のテーマは、キッザニア甲子園ユーザーがキッザニア東京を訪れたとき、どういったことが違うのかということを、かなり大雑把にですが(そしてマニアックですが)解説してみたいと思います。

キッザニア東京の甲子園とのちがい

1.キッザニア東京は第1部から通し番号の整理券を発行する

 キッザニア甲子園では第1部は60番まで整理券が発行され、その後は列をつくって順に並ぶことになっています。キッザニア東京の場合、ららぽーと豊洲に入ってくる家族にどんどん通し番号の整理券を発行します。キッザニア甲子園に慣れている人にとって、見たことのないような数字がどんどん渡され、200とか300といった数字になるとちょっと胃に重たい気分に(笑)。

2.キッザニア東京では当日予約枠の残数が数字で掲示されている

 キッザニア甲子園では、チケットのあまり具合は多い時で「〇」、少ない時で「△」、ない時は「×」と表示されています。キッザニア東京の場合、残り枚数が数字で掲示されています。キッザニア甲子園ではどの程度余っているのか雰囲気しかわかりませんが、キッザニア東京では具体的数値でわかるため非常にわかりやすいです。

3.キッザニア東京では通路が広い

 キッザニア甲子園は通路が狭いため、宅急便の台車が通り過ぎたり、救急車が走ったりすると、歩行が難しくなることが多いです。キッザニア東京の場合、特にパレードや車両のルートになるメイン通りの道幅が非常に広く、車両が来ても通行が楽にできます。これは非常にいい点だと思います。

4.キッザニア東京では多くのお仕事で財布をぶら下げたまま実施する

 キッザニア甲子園では、ほぼすべてのパビリオンで、財布を含むすべての荷物をズーパーバイザーさんに預かっていただき、身軽な状態でお仕事します。なので、プロの写真撮影でも首から下げたひもが写ることはありません。キッザニア東京ではスポーツクラブなどの一部のお仕事を除いて、財布を首からぶら下げたままお仕事をします。写真撮影時にもぶら下げているため、ユニフォームの間から財布のひもが見えることが多いです。どちらかといえば、預かっていただけるほうが嬉しいかも。

2019年現在、キッザニア東京でも、子供は財布は持たずにお仕事をするようになってきています。

5.キッザニア東京では予約受付中のお仕事開始時間表示がちがうことも

 キッザニア甲子園における受付中のお仕事開始時間表示は、「17:30」といったように時刻で表示されます。キッザニア東京では、2016年ごろは8割以上が「~30分以内」といった表示でした。

―キッザニア東京でみられる受付中のお仕事の時刻表示―

 お仕事の開始時刻は決まっていると思うので、ズーパーバイザーさんが忙しいと数字の更新がされない状態で放置されているケースがあり、正確な待ち時間が反映されているとはいいがたい状況でした。キッザニア東京もそれがわかっているのか徐々に開始時刻の時刻表示に変更されてきており、最近はビューティーサロンなど限られたパビリオンでしか用いられていません。キッザニア甲子園で慣れている人にとっては違和感が強いかと思います(キッザニア甲子園でも昔は時刻表示していなかったパビリオンがあります)。

―最近のお仕事開始時間表示―

6.キッザニア東京の方が、ミックスジュースの種類が多い

 何のことかと言いますと、RF1で提供されているフレッシュジュースのことです。キッザニア甲子園では常時3種類提供されていますが、キッザニア東京では5種類です。おそらくキッザニア東京の方が入場者数が多いので種類も多くできるのだと思いますが、キッザニア甲子園ユーザーからするとうらやましいかぎりです。

 2019年3月21日にキッザニア甲子園のRF1がリニューアルし、ジュースの種類が5種類に増えました。

7.百貨店の商品の質

 これは有名な話です。キッザニア東京の方が、キッザニア甲子園よりキッゾで交換してもらえる景品が、子供にとってよろこばれるようなものを提供しています。キッザニア甲子園ユーザーが、大量に貯めたキッゾをキッザニア東京に来た時に使用する傾向があります。最近はどちらもキッゾを大量に必要とする景品が減ってきており、「この景品を目標に!」といった目玉品がなくなってきているのが現状です。

ーキッザニア東京のデパート景品ー

2018年後半ぐらいから、キッザニア甲子園の景品もキッザニア東京と遜色ないものになり、充実してきています。

 8.キッザニア東京は国際色豊か

 これは東京都と関西の地域性が出た結果と思われます。大阪も国際化してきているといっても、東京ほど外国籍の方が多いわけではないと思います。キッザニア東京の方が欧米系だけでなくアジア系の海外の方が多く見受けられます。それに伴って、さまざまな言語が飛び交い、キッザニア内が国際的な街となっています。

まとめ

 キッザニア甲子園に通いつめている家庭も、ときには東京へ遠征するケースは多いです。当然、逆もあります。そんなときに感じる小さな違いを、実際に指折り数えてみてはいかがでしょうか。

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